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きまぐれ日記

映画感想。ぐろとえぐい内容注意。

今回見たのは『ファニー・ゲーム』と『テキサス・チェーンソー』と『P2』でした。
上にも書いたけどまじ当たり揃いだった!

まずはファニー・ゲーム。これは通ってる美容室の人にすすめられて見た映画でした。
映画の話をしてたら、ホラーとかそっち系いける人でね。SAWもホステルもesも見ててね。そっち系の精神的にクる映画が好きだって話をしてたらこれをおすすめしてくれたわけですよ。
借りに行ったらリメイク版しかなかったので、しぶしぶそれを借りてきたわけだけども。まー、ひどい映画でした。
なんというかすごく不愉快。内容を簡単に言うと、二人のイケメン(これはリメイク版だけっぽいけど)がにやにやしながら三人家族をひたすらなぶって精神的に追い詰めて殺すだけのなんとも胸くそ悪い映画です。
よくもまあ、こんなひどいものを人にすすめたものだ!と思いつつ、美容師さんに感謝しました。
二人のイケメンがそれはイケメンなんだよ。好青年で基本的に物腰は丁寧。ある意味紳士的でさえある。
けど不愉快。すごく不愉快。早くこの二人誰かなんとかしろよ、と見ながらイライラするくらい不愉快。ある意味計算し尽くされた不愉快さでした。
直接的にぐろいシーンはあまりないし、やってることも比較的大人しい。
怪我はさせるけど派手に拷問はしない。服は脱がせるけどレイプはしない。殺すにしてもいたぶってじわじわってかんじじゃない。
なのにほんとに精神的に辛い。見ているこっちが辛い。もうやめて。早く終わらせてって気持ちになる。
非常にどえむ向きな映画だなと思いました。
もちろん私はどえむではないので、こんな映画二度と見たくないわ!と思いながら、なぜだかオリジナル版を別のレンタル屋で借りてきてしまいました。
見るのが憂鬱です。でもつい見てしまう嫌な魅力があります。しかしおすすめはできません。嫌な気持ちになりたい人は見てみてください。
なんでこれ年齢制限ないんだろう。せめてR15くらいはつけるべきじゃないのか。

続いてテキサス・チェーンソー。
これはかの有名な(らしい)悪魔のいけにえのリメイク作品だそうです。
なんで私、リメイクばっかり借りてるんだろう。オリジナルの方が優れてるのわかってるのに。さめざめ。
しかしながら、これもリメイク?どうせ駄作だろ?という偏見を覆すよさでした。
レザーフェイスとかいう、人の皮で作った覆面を着けた怪人がチェーンソーを持って追っかけてくるんだけど、これが怖いのなんのって。
直接的なグロシーンはないんだけど、あんなでかいチェーンソーが回転してる状態で映るだけでもう怖いわ。切れたら痛いわ。いや痛いじゃ済まないわ。
雰囲気も薄暗くて、ひたすら痛い。痛いって痛々しいって意味じゃなくてなんかもう痛覚がやたらと刺激される。こわいいたいこわいいたいの繰り返しで、見てて気持ち悪くなりました。
レザーフェイスのモデルは例の有名殺人者なんで、人の皮をちくちく縫うシーンも肉ぶらさげるフックで人ぶらさげてるシーンも「ああ、あれね」というかんじでさほどショックは受けませんでした。初見だったらうわあああ!ってなってただろうな。
でも人ぶらさげるあれは、いつ見てもえぐいな。どこに引っかけてんの?首?背中?皮とか肉とかどうなるの?知りたくないけど知りたい。痛いどころの話じゃない気がするんだけども。
パニック系があまり得意ではないので、チェーンソー持って追ってくるシーンはあまり好きではなかったです。
ただ、出てくる登場人物の不気味さとか、小道具のえぐさとかの雰囲気がすごくよかった。
レザーフェイス本人より、その家族とか警官とかがやばい。
そして一番お気に入り、というと語弊があるけどうわああってなったシーンは、肉みたいにぶらさげられた男が、女友達に殺してくれって哀願するシーンです。
汗だかなんだかわからないものでずぶ濡れになって、顔とか真っ白で虚ろで、助けようと持ち上げられてやめてくれって暴れるんだよ。もう殺してくれ、頼むって泣くんだよ。
すごく胸が痛くて気持ち悪くなりました。気持ち悪いし悲しいんだけどこういうシーンがたまらなく好きだ。
終わり方も好きです。フィクションなんだけどリアリティーがあるといいよね。

そしてP2。
正直時間がなさすぎて、もう見ずに返そうかと思ったけど見てよかったです。怖かった。
内容は地下駐車場(P2)に閉じ込められた女の人が、ストーカーから逃げ回る話。
見る直前に気付いたんだけど、なんとR18でした。
けど今回見た三本の中で、一番これがましだったんだよな。
個人的えぐさレベルでは、ファニーゲーム>テキサスチェーンソー>P2です。
P2はまだ普通に人にすすめられるレベル。別にエロシーンもないのに、なんでこれが18禁なんだろう。むしろこれが指定入るなら、なんであの二つに入らないんだろう。明らかにおかしくね?
あえていうなら、直接的にグロいシーンが映されてたところかな。前二つはどっちも外してたし。
こっちは内臓らしきものがはみ出していたので、あれがR18だったのかな。
ストーカー男はわりと紳士的でハンサムだったので、そこがちょっと好感が持てつつ怖かったです。
映画サイコの男とちょっと似てた。あまりに丁寧だし物腰も普通だから、最初こいつがやばいやつだって気付かない(私が)ところとか全く同じ。一緒に食事をしたがるところとかも似てる。
その普通な人が、徐々に異常性を露わにしていくところがむちゃくちゃ怖かったです。
食事をしよう、とか。君の話が聞きたいだけだ、とか。乱暴はしない、とか紳士的なことを言いながらも足首に手錠嵌めて逃げられないようにしてる理不尽さとか。
彼女を害する(と思い込んでる)敵に対する豹変ぷりと暴力性とか。
もうじわじわくる。そのじわじわくるのが突き抜けた瞬間がまじ恐怖。
でも、なんだか可哀想に思えてしまって憎めないんだよなあ。
吐いた彼女の汚物を「大丈夫、気にしないで」と気遣いつつ掃除してあげるとことか。乱暴はしない、の言葉通り彼女には一切手を上げなかったとことか。最後の友達になりたかっただけなんだ、とか言うところとか。
ヤンデレスキーなせいか、なぜか憎めない。いや、きもいし怖いんだけど、実際彼女が逃げずに大人しくしてたら彼はなにもしなかったんじゃないかな。穏便に食事して、数日監禁されても、心開いたふりしとけば隙見て逃げ出して警察に駆け込むことができた気がする。
だって背中にフォーク刺されても殴られても愛犬殺されても、結局なにもしなかったんだよ。
さすがに犬殺されたときはキレてはいたけど、車の中で気絶した彼女を、「今出してやる」って助けようと(いらん世話だが)さえしてた。
すごい紳士だ。そこが余計怖いんだけど、やっぱ憎めない。
殺される!って思って女は逃げ惑ってたけど、男の方は彼女を害するつもりは本当になかったんだと思う。
ただ、その愛情が歪んでて、ひとりよがりで、かなり狂ってただけの話で。
だから、怖いけどなんだかもの悲しくもある映画でした。
グロ耐性のある成人したヤンデレスキーさんにはおすすめです。
そして一番怖かったのは、これを見終わった直後、夜中の二時半過ぎにそのままレンタル屋にDVDを返しに行ったこと。
家を出てからずっと、夜道に殺人鬼とか変質者がいないかびくびくしてたよ。
やはり、幽霊よりお化けより、生きた人間が一番恐ろしいです。
そして、そういうホラーとかサスペンスが大好きだ。


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