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きまぐれ日記

2015年01月26日(Mon)
【やっと】
山雲完結しましたー。
雲雀が好きで好きでたまらない山本が好きです。そんな山本をあしらいつつも実は満更でもない雲雀さんが好きです。
とにかく二人とも可愛いよね!
ああしかし、山雲の手直しも終わったから本格的に小説書けなくなった。書けないことはないんだろうけど、一旦書かなくていいや!と開き直ったから、なかなか着手しようと思えない。
まだ書かなくなって数日しか経ってないのに、なんか焦燥感があります。
ここ数ヶ月、ほぼ毎日ポメラと向かい合ってきたからな。習慣づいてたんだろうな。
そう思うと書かずにいてその習慣が消えてしまうのが非常にもったいない気がするよ。
まあ、気ままにいきます。とりあえず読書が楽しすぎてたまらん。

綾辻行人のフリークスと浅田次郎の君は嘘つきだから、小説家にでもなればいいを読みました。
次は貴志にするつもりだったのに、綾辻本と目があってしまった。
ちなみに初読です。積読溜まりすぎてやばい。
フリークスは奇形とか異形とかいう意味なのかな。前に調べたことあるけどもう忘れた。
異形やら奇形やら身体障害やら満載の、精神病院を舞台にした小説でした。
三編入ってるんだけど、どの話も主人公は病んでいる。現実と空想の狭間に生きていて、読み手はそれが事実か否かを推理しながら読み進めるという、ミステリーホラーです。
いや、純粋になにも考えずに読んだ方が展開に驚けていいんだろうけど、綾辻さんだし。怪しげな伏線とか散りばめられてるから、ついつい考えながら読んでしまう。
とりあえず、非常に私好みの話でした。
個人的には特に最後の話が好き。
実は○○だった系な上に浮世離れした探偵が出てくる。そして怪しい博士と異形たちがいるという、正に私得小説だった。
本格ミステリのよさを理解する脳を持っていない残念な人間なので、綾辻さんにはさほど心酔してないんだけど、たまに読むとやっぱりすごいなあと感服する。
でも話の裏読みとか展開の邪推はしまくるくせに、提示された謎解き部分は一切考えられない私には綾辻作品はちょっともったいない。
なにも考えずに解答に進むから、ちょっと罪悪感がある。
純粋なミステリ好きのための作家さんだなと思う。何しろご本人がミステリを愛してらっしゃるから。
君は嘘つきだから〜は浅田さんのエッセイ集です。
こないだ語ったコラム本より、色々と上品で綺麗な本だった。
博打について大いに語る項はあるけどね。
個人的には執筆に関して語ってらっしゃる項を一番興味深く読んだ。
やっぱり小説家浅田次郎が好きだから。あとはペットに関する語りとかも楽しかった。
本を音読する速さでしか読めない浅田先生は、それでも母校の貸し出し記録は未だに破られていないだろうと言い切れるほどの本を読み、今もなお一日一冊の読書を続けていらっしゃるらしい。
小説を書くことも読むことも、娯楽としか思っていない。私から小説を取ったら骨しか残らない。
そんなことを書いておられました。
なんか読んでると、小説に対する愛情が伝わってきてこっちまで小説好きになってしまう。
私の読書歴なんか、浅田先生の足元どころか同じ次元で語るのもおこがましいくらいしょぼいものだけども。
書いてるのも二次の萌えだけを切り取ったものだし、自分のオリジナルの物語なんて書こうと思ったことすらないけども。
でもどれだけしょぼくとも拙くとも、読むのも書くのも好きなので、浅田先生の感覚には憧れる。
ああなりたいとかは思わないけど、小説が好きだなあとは一生思っていたい。
どうせ書くなら二次だろうとうまく書きたい身としては、やはり読書は大事なんだなあと再実感もした。
好きなキャラをそのキャラらしく魅力的に書きたいというだけの不純な動機だけども、せっかくだから今後もせっせと悩みながら読んで書いて萌えを吐き出していきます。
ああなんか妙に創作テンションになりかけてるのって、もしかしなくても浅田先生のエッセイのせいかな。
非常に影響を受けやすい人間なので、こういうの読むとふつふつとやる気が湧き上がってくる。
でもやはり読書したいので、もうちょっと浸る。
なにしろ私は浅田先生と違って、本を読める時と読めない時の落差があるからね。
1日一冊を数十年とか、夢のまた夢だよ。
でもまあ、凡人にはなしえないそんなことを、さしたる苦もなく成し遂げるからこそ、作家は作家になれるんでしょうね。
普通の人間とは、小説に対する情熱もひたむきさも桁違いなんだよきっと。
凡人は凡人らしく、ただ読みたいときにめいっぱい楽しむくらいでちょうどいい。
萌えも吐き出したいときに吐き出せばそれでいい。


22:41





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