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2011年05月18日(Wed) 【冷凍庫を＋】 開けたらアイスがたくさん入っている幸せ。 昨日まとめ買いしてきました。 さて何日もつことやら。 もしドラ観ました。 野球ものかよ～とあまり期待せずに観たら、思ったより面白かった上に最後ら辺は涙腺緩みっぱなしでした。 まさかの欝展開とそれに続く怒涛の皆のがんばりがね。うん。スポーツものってすぐ感動しちゃうから嫌なんだよ。 そしてみなみとゆうきの百合っぷりと、ピッチャーの男の子がイケメン可愛くてとてもよかったです。 幼なじみがみなみを叩いたときに殴り返したピッチャーの子のかっこいいことかっこいいこと。 やはりイケメンはいいですな。 アニメとかドラマ見てるときに、イケメンがいるのといないのとで楽しさが全然違ってくるよ。 帰宅したら謎の郵便物が届いていました。 差出主は知らない名前の男の人。 手書きで名前と電話番号が書いていて、封筒には埼玉の住所が印字してありました。 なんぞ？と思って開けてみたら、なんか宗教の冊子だったよ！ ちょうど『慟哭』という、胸の空洞を埋めるために宗教にはまりこむ人物が出てくる小説を読んだばかりだったので、あまりのタイミングのよさにびっくり。 しかも親に聞いてみたら、小説内にも伏せ字で出てくる某有名大手宗教さんでした。 なんという運命。 入信する気はさらさらないけど、後学のためにその内読んでみようかなと思います。 しかし一体この人はどこで私の住所と名前ゲットしたんだろう。埼玉とかまったく心当たりないんだけど。 ヤフオク利用した時に取引相手に売られでもしたのかな。 せちがらい世の中になったもんですな。 いやでも仮にこの差出人の人が宗教にはまって この宗教は素晴らしい！自分はこれで幸せになれたから他の人にも教えてあげよう！ と思って自腹切ってわざわざ送ってくれたんだと考えると、なんとなくなごむような気もしますね。 徳を積むために勧誘してるのかもしれないけれど。 ちなみに『慟哭』は噂に違わず面白かったです。 宗教にはまりこむ人間の心理とか洗脳の様子とか勧誘の手口とか現代宗教の現状とかが、わかりやすく詳細に描かれてるのでとても興味深く読みました。 もちろんそれだけじゃなく、話自体も面白いんだけどね。 しかし一つだけ残念なことが。 話に大きなトリックが仕掛けられてたんだけど、わりと序盤になぜかそのトリック（というかオチ）に気付いてしまいました。 だからいざ真相が明らかになったときの 「そうだったのかー！」 が感じられなくてしょんぼり。 気付かずにいたら 「うわあああああ！」 ってなってただろうショッキングかつ後味悪いオチだったから本気で悲しかった。 ミステリー読むときによく 「推理して当てられたら楽しいだろうな～」 って思ってたけど、推理しない方が楽しめることに気付きました。 こんなトリックだったんだ！すごい！って思ってびっくりするのがいいんだね。 そんなわけで一番おいしいところは楽しめなかったけど、子供を亡くした男が虚無って苦悩する姿が拝めたのでよかったです。 胸にぽっかり穴が開いた人を見て、某クラトス氏を連想したよ。 いや、全く似てないんだけどさ。 仕方のない事情のあったクラトスさんと違って子供のことに関しては、この男には同情がさっぱりできなかったからな。 この人物がもっと好感持てる人だったら、この本はもっと後味悪くなってたような気がします。 後味悪い話スキーとしては少し惜しかった。 なんか色々書いたけど本当に面白い本でした。 この作家さん、文章がとても端正で難しい単語が点在してるのに読みやすくて驚きます。 この内容でこんなに読みやすいとかどんな才能だ！ 機会があればぜひ他の作品も読みたいです。 綺麗な文を書く作家さんは大好きだ。話が面白ければなおのこと。 07:23 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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