【携帯HPパーツはChip!!】 | 【枠なし表示】 |
2011年06月13日(Mon) 【僕は模造人間+】 読みました。 島田雅彦作品は二つ目なので、どうせまた生々しい下ネタ満載なんだろうな〜と思いながら読んだら、見事にその通りでした。 思春期の少年の性に興味津々な様子を書かせたら、この人の右に出る人はなかなかいないと思う。リアリティー的な意味で。 亜久間一人という変わった名前を持つ少年の成長記みたいな話だったんだけど、本の裏にある説明を全く読んでなかったせいで 序盤→この赤ちゃんが、将来はとんでもない殺人鬼になるに違いない! 中盤→この子が成長したら、とんでもない変態性欲者になるに違いない! 終盤→あれ?これただの中二病じゃね? と、期待値がだんだん落ちていきました。 いや、内容知らなかった私が悪いんだけどさ。後味悪い話とかえぐい話を探してたときに見つけた本だったから、期待してしまったんだよ。 結局はただの中二だったわけだけど、幼少時代の亜久間の変態っぷりは素晴らしかったです。 もはや天性のどえむだと思ってたんだけどなあ。あまりの変態さに読みながら吹き出すこともしばしば。 自分が虐げられる妄想をして喜んでるところとか。初恋が男だったんだけど、そいつの裸体を見て乳●の色がぴんくだとか筋肉がどうとか思うシーンとか。学校でいきなり勃●して見せた挙げ句、オ●●ーについてその男に語って彼がオ●●ーに罪悪感を抱いてる姿を見て楽しんでるところとか。 なんというか突き抜けてて面白かったです。 後半は中二も抜けてきて普通の男になっちゃって残念。 いや、普通よりちょっとあれだったけど、思春期時代の変態っぷりに比べたらただの凡人。 むしろ思春期時代が秀逸すぎた。 ちなみにこれをどういう話か説明するのすごく難しいです。職場で休憩時間にちびちび読んでたんだけど、上司に「どんな話?」って聞かれて言葉に詰まりました。 思春期の少年の変態妄想小説です、なんて本当のことが言えるわけもなく。 「青春小説ですよ」って答えたら「嘘つけ。そんなタイトルの青春小説あるわけないだろ」って笑われました。 いやでも説明に青春文学って書いてあるんだもん。 しかし1ページに10回くらいオ●●ーって単語の載ってる小説を職場で読むのはなかなか勇気がいりますね。 まさかここまでとは思わなかったから、読みながら後悔したよ。 他の本にすればよかった! なんか読んでるこっちまで変態な気分。人が横に来て話かけられるたびに、変な単語のないページをめくるのに必死でした。 あれだね。なんかエッチな本を隠れて読んでる少年の気分がいろんな意味で味わえた読書でした。 変態萌えの方にはおすすめです。 私は変態萌え属性はないけど、楽しめました。 某実在する殺人者を扱ったサイトさんに、そういや本の紹介コーナーがあったような気がするなあと思って久々に訪れてみました。 そしたら案の定、フィクションからノンフィクションまで色んな本が紹介されてました。 なにこれ充実っぷりがすごい! 殺人鬼マニアには、元々えぐめのホラーとかミステリー小説が好きでそれが高じて実在の事件にも興味を持つ方がわりといるらしいんだけど、この方もそうだったのかな。 数と選別っぷりを見るに、恐らくかなりの読書家さんだと思われます。 有名なものからタイトルも作家も見たことないものまでざっくざく。 しかも紹介されてる中で私が読んだことあるものは、見事つぼに入ったものばかりなんだよ。 なんというか、やっぱり詳しい方はすごいな。 とりあえずフィクションものだけ片っ端からメモらせていただきました。ありがたや。 紹介文読むだけでなんかテンションあがってくるよ。 探して読むのが楽しみだー。 08:00 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw ブログ[編集][作成] ひまつぶしめにゅ〜 by 凸リアル Chip!!ブログ作成/ホムペ/メルボ |