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2011年08月10日(Wed) 【どうしても】 『スターニスラワ・ダスプの遺言』が読みたくなって、また図書館で借りてきました。 あの伯爵の盲目なまでの愛、女の傲慢さと憎しみの強さ、追い詰められて狂っていく様と歪々しいのにやたらと美しい印象が残る描写が忘れられないんだな。 怖いんだけど切なくて、後味悪いんだけどくっきりと心に残るみたいな。 これを読んだころに色んな劇薬本読んだけど、たぶん一番心に残ってる気がします。 ぼくはお城の王さまだもかなり残ってるけどね。 やっぱり追い詰められて狂ってく辺りがとても好みだったようです（どんな趣味だ） エロよりグロより殺人より、精神崩壊系が一番好きだ。 いや、追い詰められてるのが好きなのかな。崩壊してしまうとなにもわからなくなるので、そうなるまでの過程が好き。 小説だからその精神状態とか恐慌恐怖絶望がもう読んでてひしひし伝わってくるのが好き。 読んでるこっちまで絶望感に浸されるようなのが好き。 どんなホラーよりも怖くて、惹き付けられます。 そういう本はずっと覚えてるしね。 そんなわけで相変わらずやばそうな本を色々と探してるわけだけど、なかなか出会えないんだよな。 エログロメイン率の高さが切ないです。 そんなわけでついつい借りてきてしまったのさ。 この本単行本になんないかな。 エーヴェルスの作品だけ集めた小説集とか出してほしい。 そしたら大喜びで買うのに。 07:24 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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