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2012年01月28日(Sat) 【なんか】 今見たら昨日の記事がばぐって2つになっててびっくりした。 『FBI特別捜査官』読みおわりました。 面白かったって評していいものかわからないけど、他に思い付く言葉がないから言います。面白かった! ノンフィクションは長年読まず嫌いしてきたけど、認識が一変しました。 実際にあったことだからこその感動とか深みがあるんだなあ。 ちなみに内容はタイトルの通り、元FBI特別捜査官のレスラー氏が当時手掛けた事件を事細かに記したものです。 レスラー氏はこの特別捜査官の後に犯罪者の心理をあれこれ分析するすごい人になるんだけど、(そして個人的にはそっちが読みたかった)捜査官としてもとても優秀な人だったんだな〜と本を読んでしみじみしました。 できる人はなにやってもできるってのは本当なんだな。 一人の女性が殺されて、その犯人が捕まるまでに八年。確実に断定するまでに二十年もかかった事件なので、読みおわったときの清々しさったらなかったです。 もちろん犯人が捕まろうが裁かれようが、亡くなった方は帰ってこないわけだけど。それでも事件がうやむやになったり埋もれることなくちゃんと解決されてよかった。 レスラー氏の活躍もあるけど、色んな関係者の方が努力したからこその結果だと思う。 レスラー氏、途中で捜査から抜けるし。 特に印象に残ったのは、とある捜査官の人が、毎年その亡くなった女性の命日に、犯行現場である自宅を訪れてたってエピソード。 何食わぬ顔して暮らす犯人(女性の夫)に、女性が死んだことを思い出させるためと自分はまだ疑ってるってことを思い知らせる的な意味をこめて、彼が捕まるまで八年間毎年通ってたそうで。 すごいなあ。被害者の方の無念をすごく心に刻んでたんだろうなあ。警察の鑑のような人だ。 レスラー氏よりもこの捜査官の方が、もしかしたら事件への思い入れは深かったのかもですね。 FBIの捜査だとか裁判の内容だとかが詳しく書いてあるのもとても興味深かったです。 情報屋のこととか、取引の話とか、供述調書の書き方とか、フィクションならふーんで読み流す部分がノンフィクションだと思うとすごく面白い。 実際にFBIの人がこういうことしてるのか!と思うとわくわくする。 読む前は全く期待していなかったので(おすすめリストに入ってなかったんだもん)嬉しい誤算でした。 間違えて借りてこなかったらきっと読むことなかったから、ミスった自分を褒めてやりたい。 ちなみにレスラー氏の本を読むのはこれが二冊目だったんだけど、内容が小説仕立てだったおかげかこっちの本の方が前読んだやつより個人的には好みでした。 前に読んだのは、殺人犯の傾向を統計して分析してうんぬんっていう、小説からは程遠いやつだったからな。 あれはあれで興味深かったけど、いかんせん内容がお馬鹿にはちょっと小難しかったです。 教科書まではいかないけど、近いものがあって後半の用語集みたいな部分は読まずに終わりました。なに書いてるか理解できなかったんだもん。 でも前半はわかりやすかったので、レイプ犯には意外と裕福できちんと家庭をもった人が多いとか、小児愛者にはいくつかのパターンがあるとか、放火犯はほとんどが男性で女性の場合は自分の家に火をつけることが多い、みたいな豆知識はいくつか得られました。 統計として多いってだけで、絶対にこうだ!とは言い切れないし、いくつもパターンがあるしで、こういう分析をしてる方は大変なんだろうなあ。 でも実際に犯人の特定に大きく貢献してる分野なだけに、レスラー氏は本当にすごい。 とりあえず本命の心理分析官を読む日がとても楽しみです。 23:53 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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