【携帯HPパーツはChip!!】 | 【枠なし表示】 |
2012年03月11日(Sun) 【ダークゾーン++】 読みました。 気が付いたら未読の貴志作品が3つも溜まってたから、ひとつくらいいいか!と思って。 いやー素晴らしかった。 評判がいまいちっぽかったからちょっと心配してたんだけど、十二分に面白いじゃないか! 主人公がふと気が付けば、ダークゾーンという名の孤島(つっても地球上に存在してるわけではない)にいて、指示されるままに生死をかけた戦いをするってシュチエーションに、バトロワがまず頭に浮かびました。 ただ、バトロワは文字通り全員での殺しあいだったけど、ダークゾーンは2組に分かれての殺しあいだから似てるってほどではなかったです。 体も化け物になってるし、将棋やチェスみたいな頭脳戦でもあるし、たとえ死んでも相手の駒として生き返るし、負けたとしても4敗するまではリセットされて勝負が始まるし。 すごくゲーム色が強くて、おかげで危機感はほとんど感じられなかったです。 たとえどんなえぐい死に方したって、本当に死ぬわけじゃないから余裕を持って見てられるというか。 目次も第八局まであるから、八局目まではやるんだな〜ってわかっちゃって、流れが読めるからそこはちょっと残念でした。 でもその代わり、合間にある断章がやばい。 じわじわと明らかになる現実世界に、嫌な予感がひしひし押し寄せまくり。 戦いの間に登場人物の人となりと関係性がわかってきて、ちょっと好感とかも抱いてきちゃってたからほんと読んでて苦しかったです。 戦いの方も後半になってくるとヒートアップしてきて、八局目に来るともうお互いに後がないから、どうなるんだろう……!と固唾を飲みつつ読みました。 最後の章になると目が勝手に先読みしないように本の上に紙を置いて、一行一行ずらすという、すごく面白い本に出会ったときにやるあれをやってしまったよ。 どんどん明らかになる事実と、主人公の精神の追い詰められっぷりに気分が重くなって、読みおわった今はすっかりブルーです。 しかし面白かった! このまま再読したいくらい面白かった!!さすがにしないけど!! やっぱり貴志先生は天才だなあ。世界観にどっぷり浸れるし、映像は鮮明に浮かぶし、登場人物の精神に気分を引きずられまくるし。 もう大好き! そういえば、悪の教典が映画化されるらしいです。 今年だったかな。早いなあ。私まだ読んでないんですけど。 上下巻で面白そうだからもったいない!と思って、次の貴志本(ホラー)が出るまで取っておくつもりなんだけど、読んだ方がいいのかな。 でもこれを読んでしまったら貴志ホラーのストックが0になってしまう。そんなの寂しいからやだやだやだ。 鍵屋シリーズは好きなんだけど、やっぱり貴志先生といえばホラーが素晴らしいので、早く新刊出して欲しいです。 次はいつ出るかなー。今なんか連載とかしてるんだろうか。 連載といえば、貴志先生の作品で雑誌に載ってたけど書籍化されてない作品がいくつかあるという話を聞いてナンダトー!となりました。 しかも書籍化された際も、結構書き直しとかしてるらしい。ダークゾーンも実際に連載してたときとは違うらしい。 ナンダトー! なんてファン泣かせな作家だ! もはや逐一チェックして、雑誌まで買うべきなんだろうか。でも本になったものを一気に読みたいんだよな。 むしろ今なんか書いてるんかいな。 貴志先生はなんというか遅筆なイメージがすごくあります。ファンがよく嘆いてるし。出てる本少ないし。 まあ本を読むと遅筆でも仕方ないなあと納得はできるんだけどね。 だってなんかすごく話練られてるし、メインのネタに関して詳しく調べてるし、構想だけですんげー時間かかりそう。 そのおかげでお馬鹿で物知らずな私でも、知らない世界にそれなりにわかりやすく触れることができるのでとてもありがたいです。 ダークゾーンの将棋ネタも、かなり勉強なさったんだろうなあ。それとも元々お好きだったのかな。 ゲーム内容だけでなく、将棋界のこととかも詳しく書いてたから、本当に興味深かったです。 なんか読んでてヒカルの碁を思い出した。 昔すごくはまってたんだよなあ。将棋と囲碁で違いはあれど、主人公の境遇で伊角さんを思い出しました。 いま思えばヒカルの碁である程度そっち系の知識と興味があった(といっても知識はないも同然)から、ダークゾーンの将棋ネタもより興味深く読めたのかもなあ。 まあ主人公の性格的には、伊角さんというよりはデスノートのライトの方が近かったけども。 いや、あそこまで冷酷じゃないけどさ。 ちなみに最愛キャラは加賀でした。 当時から数えると、彼ももう27歳かー。将棋の世界は囲碁よりも狭き門で、年に二人しかプロになれないってダークゾーンで読んだけども。 てことは加賀は将棋のプロにはなってないのかな。元々なるつもりもなさそうだったしな。なる気だったら、そういうとこ通ってただろうしな。 すごく昔に萌えていたのに、未だに思い出すと胸がきゅんとします。 やっぱり好みのキャラは永遠に好みだし、好きなキャラは永遠に好きなんだなあ。 まあ、あんまり出番がなくてあっさり卒業して以降一度くらいしか出てこないという悲しい思い出も蘇るけども。 主人公成長漫画は、次から次へとキャラが出ては消えてくから切ないよねー。 青エクもすでにネイガウス先生がご退場あそばされた感が強いし。 また出てきてくれないかな。好きだったのにな。 リボーンはその点、過去のキャラもそれなりに出番があるのでうまい作り方するなーと思います。萌え的な意味で。 だからあんなに流行ったんだろうね。 まあ、あんなにの頃、私はリボーンの名前くらいしか知らなかったんだけどさ。 どうしてあの頃に「流行ってるんならちょっと見てみようかなー」と思わなかったのか、悔やまれます。 サイトざくざく時代が見たかった。今も素敵なサイトさまはいっぱいあるけど、当時はさらにたくさんあったんだろうなー。 くやしい! まあ今も流行りもの?ふーん。でたくさん萌え作品を見逃してるんだろうけどさ。 そして後ではまって後悔するんだよね!わかってる! ぐだぐだ書いてたら、明日早出フラグが立ってしまった。がーん。 早く寝ないといけないじゃないか。 ちょっ!いまネットうろついてたら、次の月9が貴志先生の『鍵のかかった部屋』だって話を目にしたんだけど……! まじで!?まじでか!? うわーどうしよう! よりによって未読貴志作品のうちのひとつだよ!ひとつは映画化、ひとつはドラマ化とかどうなってんの!いじめかよ! こんなだったらダークゾーンを読まずに大事に置いておくべきだった。まじでショックだよ。 悪の教典はまだしも、鍵のかかった部屋は読んでおかないと、春の月9とかもうすぐじゃん! どんな風になるんだろう。見たいような見たくないような。 なにはともあれおめでとうございます! 著作少ないわりに、映像化率たけーなほんと!さすが貴志先生! まあなにひとつ観たことないんだけどね。 小説読んで確固たるイメージができてるから、それを崩したくないというかなんというか。 でも月9見た人が興味もって、貴志本が売れるといいなー。でも鍵屋シリーズ以外は色んな意味でひどいホラーばっかりだから、鍵屋好きになった人は他の本は手に取らないかな。 とりあえず貴志先生には新作を出してほしいです。 今年中に一冊くらい出てくれないかなー。 あららのら。新世界よりアニメ化すんの!まじで!? なんかもうびっくりすぎてついていけない。 どうしたんだろう、こんな短期間に映像化連発なんて。 新世界より面白いから、面白いアニメになるといいなー。でもあのみっしりな内容を、どうアニメにするんだろう。尺足りなくね?わりと巻き気味にいかないと無理だと思うんだけど、そしたらかのバトロワの映画みたいによくわかんないけど死にまくってるみたいな状態になりそう。 小説を映像化すると、「あのシーンが削られてる!」とか「ここの心理描写がよかったのに!」とか原作と比較して素直に楽しめなくなるのがもったいないよね。 まっさらな気持ちで見たら面白いんだろうけど、なかなか難しいです。 とりあえずこのまま貴志ブームが来るといい。 22:35 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw ブログ[編集][作成] ひまつぶしめにゅ〜 by 凸リアル Chip!!ブログ作成/ホムペ/メルボ |