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きまぐれ日記

2012年06月12日(Tue)
【やばい】
リーガルハイが面白すぎる。
見ないつもりだったのに、つい最後まで見てしまった(二回目)
一応録画してるから、終わったころに一気見しようと思ってるのにー。
熱い演説にちょっと感動してしまった。どうせ金のためだろ?って思ってたから、そうじゃないっぽいのが意外だった。
いかん、面白すぎるよー。

読書メーターなるサイトに登録したんで、また本を読み始めました。
いや、こないだから読もう読もうとはしてたんだけど。手に取った本が小難しいSFだったから読めなくて放置→もう本なんて読めない!モードに入ってたというか。
とりあえずリハビリ的に赤川次郎の探偵物語読んで、続いてジキル博士とハイド氏、さらには息子ジェフリー・ダーマーとの日々と順調にきています。
やっぱり赤川次郎はすごいなー。
めちゃくちゃ読みやすいからするする読めちゃう。
初めて読んだときはさして上手いとも思わなかったし、特徴のない文章だな〜と思ってたけども。
このシンプルなのが赤川先生の強みだよね。無駄に装飾されてないけど必要なところでは綺麗な文章書いてるし。
わりと男性が好む作家さんだな〜というイメージがあります。
今回の探偵物語も、さえないおっさんが美人の元妻と若い女子大生にもててたしなあ。
なんつーか、男のロマン的なネタ多いよね。おっさんが若い子に惚れられるのが好きというか。女子大生とか女子高生が好きというか。
赤川先生の好きシチュなのか読者サービスなのかわからないけど、なんか面白い。
そういや有栖川先生の小説内で有栖が火村に発想がおっさんくさいって言われたときに、
そういえば昔読んだ短編集で三編とも大学教授が教え子の女子大生に言い寄られてそういう関係になるみたいな話を読んで、くだらないと思ったものだ
みたいなことを考えてたのを読んだときに、もしや赤川先生のことじゃないだろうなっとドキッとしたことを思い出しました。
まさか有栖川先生が赤川先生をディスるわけないから違うんだろうけど、赤川先生ならそんな短編集の一つや二つ書いててもおかしくないからヒヤヒヤしたんだよ。
んなこと考える私が一番失礼か。
でも今回の探偵物語はさすがにちょっとご都合主義だなーとは思いました。面白かったけども。
ジキル博士とハイド氏は、こないだ観た映画がよかったので読んでみました。
そういや感想書いてないな。
ロンドンが舞台だから、街並みとか雰囲気が綺麗ですごくいい映画でした。
ちゃんと読んだことないのに観たせいでいまいち状況把握できない部分があったけども。
婦人が部屋を出るときはさりげなく扉を開けてあげたり、慈善事業に力を入れたりの立派な紳士が、
別人のように変貌して悪徳のかぎりを尽くす辺りがたまらなかったです。
部屋をめちゃくちゃにしたり、子供を馬で跳ねたり、いかがわしい場所に出入りしたり、娼婦を殴ったり、女性を強姦したり、人を殺したり。
どんどん悪化していくハイドの行動がすごいすごい。顔もこわいこわい。
特に覗き部屋みたいな場所で逃げ惑う女性を押さえ付けて強姦→その様を隠し部屋から仮面を着けた紳士たちが観覧してるようなシーンがすごく好みだった。
いや、こういう妖しくて綺麗なエロス大好きです。
なんならもっと引き延ばしてどういう場所で、どういう人々がいるところなのかまで描写してもらいたかったくらい。
映像的にも生々しさより悪夢を覗き見てるような感覚が強いというか。
いいわー。好きだわー。
徐々に後戻りができない状況に追い込まれて、憔悴していくジキルもとてもよかったです。
ジキルとハイドものはたくさん映画になってるみたいだから、他にも見てみたいなあと思いました。
まあ、そんなわけで原作も読んでみたわけだけども。
なんというか、訳が古くて読むのにちょっと苦労しました。仕方ないよな、昭和三年だもんな。
もっと新しい訳のやつを読めばよかったなあと思いつつ、それでも映画でよくわからなかった部分も判明したのでよかったです。
しかし訳のせいか元々か、ジキルは利己的かつ自信家な男だなあと思っていまいち同情しきれなかったよ。
哀れではあるんだけど、自業自得というか。もっと反省しろというか。
映画ではそのままだったけど、小説では姿形まで変わるんだね。知らなかった。
個人的には映画の方が色々世界観とか詳細でよかったです。原作を先に読んでたら、また印象も変わったかもしれないけども。
なんにせよ名作でした。
息子ジェフリー・ダーマーとの日々は、これもちょっと前に観た映画、ジェフリー・ダーマー ライジングの原作というか元にされた本だったりします。
実際にあった殺人事件の犯人のお父さんが、息子のことを思いながら綴った手記です。
ミルウォーキーの食人鬼と呼ばれるジェフリー・ダーマーのことも、この手記のことも知ってはいたんだけども読むのは初です。
映画の方はちょっと色々物足りない感がありました。
この事件のことを知らない人が観てもいまいち理解できないよね。的な。
手記をいざ読んでみると、さらに手記を読んでないとわかんないような部分もあったこと判明。
ていうか最初から手記を読んだ方がよかったかもしれない。映画はまあ、部分部分をかいつまんでるからやっぱりもろもろ不足してるというか。
映画も観たし事件の概要も知ってるし手記の内容に触れた文章も読んだことがあるしで、読んでも新しい発見はないかな〜と思ってたんだけども。
いざ読むと、やっぱり色々とありました。
お父さんのジェフリーに対する愛情とか戸惑いとか困惑不安よそよそしさ、自分に対する問いかけや苦悩なんかがすごく伝わってきて、なんだか切なくなりました。
幼い頃のジェフリーを語るときの驚くほど詳細な記憶、それから少し成長してからの息子に対する記述の薄さの差が二人の間にできた距離と父親の息子に対する興味の低下を表しているようで、読んでいてなんともいえない気持ちになりました。
子がした全てが親のせいになるわけではないし、彼は彼なりに息子を愛していたんだろうけど。
やっぱりなんらかの原因があったんだろうな。その原因を色んなことを思い返しながら探ろうとしているお父さんが本当に悲しくていたたまれない。
見つからないまま、自分を責めながら、死ぬまで背負っていくんだろうな。
とあるサイトで、この本は将来親になる可能性のある全ての人に読んでもらいたいって書かれてました。
たしかに、親になる責任と重さがとてもよく伝わってきます。
けど、例え読んだとしても「だから、どう振る舞えばいい」という答えは見つからないので、袋小路に陥った気分になるだけな気もする。
やっぱり犯罪ってのは被害者や本人だけじゃなく、その周囲の人間を巻き込むもんなんだなってのが一番の感想です。
個人的には道を踏み外しそうになっている人にこそ読んでもらいたい。


23:16

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