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2013年11月06日(Wed) 【昨日】 自分の書いた小説色々読み返してたら、こないだ更新した悪魔の所業２が小説ページにリンクされてないことに気付いた。 失礼しました。１からのリンクは貼ったからさほど問題はないんだろうけども、早めに気付けてよかったです。 九つの殺人メルヘンという本を読みました。 本の後ろに有栖川先生の推薦文があったから、これはすごい本に違いない！ と思って即買いしたんだけど、いざ読んでみるとなかなか地味な話でした。 ミステリーなのに一切死体が出てこない。どころか現場に行きもしない。 なぜなら三人のおっさんが、酒場で管を巻きながら事件の話をして、そこに現れた綺麗なお嬢様がメルヘンに絡めて謎をさっさと解いてしまう形式の話だから。 しかも９つある話が９つともそれ。 自然と文章の８～９割は会話が占めることになるし、探偵の推理はエスパーというかこじつけにしか思えないし、特に山場もないから淡々と終わるという。 でも読んでる内にだめなおっさんたちに愛着が湧いてくるし、メルヘンの新解釈が楽しいし、会話も楽しいので（ネタが古すぎて共感はできんかったが）結構面白く読めました。 アリバイトリック好きか、登場人物と同年代の人だったらさらに楽しめるんではないでしょうか。 私はミステリーは好きだけど謎解きやトリックはそうだったんだーで読んでびっくりして終わるだけのやる気のない読者なので、ロマンは感じないんだよな。 頭が悪いから理解できないだけともいう。 でもたまに読んでて自分で謎が解けると非常にがっかりするので、これでいいんだと思います。 しかしグリム童話のアダルト解釈、一時期流行ってたけどどこまで当たってるんだか。 童話書くときにグリム兄弟がいちいち、これは実は近親相姦で～これは実は幼児虐待の～これは実はもう死んでて～なんて考えながら書いた可能性はどんくらいあるんだろう。 実際にそうだとしたらすごいなーとは思います。 ていうか原作自体はもっとアダルトちっくなんだっけか？そんな話をどこかで読んだような。でもわざわざ童話をアダルトちっくに書く意図がよくわからん。 わからんけどそこまで興味もないので、わからないままにしておこうと思います。 童話はファンタジーだし子供のためのものだから、あんまり深読み解釈して夢壊してもな。 誰得だよな。 09:56 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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