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きまぐれ日記

2014年03月07日(Fri)
【映画】
サウンドオブミュージック

古い名作です。知っている人多いんじゃないかな。
かくいう私も、実は高校のときに授業で観ました。
内容はほぼ忘れていたけど普通に面白かった記憶があったのと、この映画の歌、My Favorite Thingsを、ダンサー・イン・ザ・ダークの劇中にビョークが歌っていて、とても感動したので観てみた。
というか、ダンサーの主人公が舞台で演じるはずだった劇がこのサウンドオブミュージックだったんだよ。主人公のマリアを演じるはずだったという。
さすがは名作、やはり面白かったです。ていうか長いんですね、これ。まさか3時間もあるとは思わなかった。授業では前半部分を観た覚えがなかったので、後半のシーンだけ観せてくれたんだろうけど、前半もとても素晴らしかった。
ミュージカルでは恐ろしいことは起こらない、というダンサーの主人公の言葉通り、悪いことは起こらない映画でした。多少ピンチがあっても、愛と歌とで全てが乗り越えられる。
ご都合主義なのかもしれないけど、感動できるからいいんです。
ストーリーは恋愛あり、家族愛あり、政治的な波乱ありと、長いんだけど全然冗長に感じない盛りだくさんぷり。
舞台も綺麗な屋敷で偉い軍人さんやらお金持ちやらが出てくるのできらびやかで素敵。
そしてなによりも、歌が素晴らしい。
有名作品なだけあって、映画の中で歌われる歌のほとんど聴き覚えがありました。以前観たときのを覚えているわけでなく、たぶんCMとかで流れてるんだと思う。
その中でもタイトルにもなっているサウンドオブミュージックと、お目当てのMy Favorite Thingsは素晴らしかった。
オープニングにオーケストラバージョンのMy Favorite Thingsが流れたときは本当に嬉しかった。
すごく楽しくて優しくて心地のいい映画なので、観たことのない人はぜひ観てみてください。長いけど、その価値はあると思います。
まさに万人に愛され続ける映画です。

ホテルルワンダ

鬱映画だと紹介されていたから観ました。
が、これは鬱映画ではないです。これを鬱映画扱いするなんてとんでもない!これは愛と勇気と感動の物語だよ!アンパンマンではなく。
内容を簡単に言うと、ルワンダという国で実際に起こった、民族間での紛争による大虐殺を描いたものです。
ルワンダにはツチ族とフツ族という、元々は同じ民族だったけどどこぞの誰かさん(余所の国)によって分けられた二つの民族が仲良く暮らしてたんだそうです。
けれども色々な事情があって(実はちゃんと理解できてないです。申し訳ない)いがみあうようになり、フツ族の大統領が暗殺されたことがきっかけになりフツ族によるツチ族の虐殺が起こるんだな。
そのときに、フツ族のホテルマン(ホテルの名はルワンダではない)が危険を冒しながらも沢山のツチ族の人たちをホテルにかくまうんだよ。その数、なんと1200人以上。
彼の妻はツチ族で、フツ族たちに見つかったら殺されてしまう。これまで仲良く過ごしてきた近所のツチ族の人たちも見捨てられない。そんな理由から始まったわけなんだけど、もちろん状況は困難を極めまくり。
フツ族の兵たちは、もちろんホテルにツチ族がいるのは知っているし、殺そうとねらってる。
それを機転をきかせて、数少ない助力を最大限に生かしながらどうにか生き残ろうとする。そんな話です。
もちろん話が話なので、虐殺シーンも出てくるんだよ。死体の山だってある。
だけど、話のメインはそこではないし、こんな映画にしてはとても少ない。残酷シーンを派手にして視聴者のひどいね、むごいね、って心を煽ろうとはせず、ただ懸命に戦う人たちをしっかり描くあたりがもう本当に素晴らしい。
私がこの映画で泣いたシーンは、虐殺でもラストでもなく、彼らが国連から見放されたときでした。
ホテルにたてこもりながらも、彼らは皆、ここをしのげばきっと助けがくる。それまでの我慢だ。と希望を持っているわけですよ。
ホテルは三つ星で、外国の要人なんかが泊まるような場所だったし。
そうしたら、実際は泊まっている外国人だけが国外に救出されただけで、彼らは置いてきぼり。国内に留まっていた国連軍もそのままほとんど撤退。わずか三百人を残して。ホテルを警護してくれるのは、わずか二人の軍人。しかも、銃を撃てない。
外では兵が虐殺しまくっている。逃げ場はない。守ってくれる人もいない。
こんなん、どうすればいいんだよ!と思って、あまりのひどさに号泣しました。なんのための国連なのかと憤りさえ覚えた。
罪もない民間人が大量に殺されているのを知っていながら、なんで誰もなにもしないのかと。
まあ、色々と事情はあったんだろうけども。国内での紛争なわけだから、介入するのも難しかったのかもしれないし。
しかしやるせない。だから戦争って嫌なんだ。
そんな中、残った国連の平和維持軍(だっけ)の人や、赤十字の人が、できる限りのことをしようと懸命に動いているのがもの悲しかった。
目の前で起きていることをどうしようもできない彼らは、きっとすごく辛かったと思う。でも彼らがいなかったら、もっと状況は絶望的だったはずなので、いてくれて本当によかった。
恐ろしいのは、これがたかだか二十年前だかに起きたことだってことです。この映画観るまで全く知らなかった。ほんの子供とはいえ、私生まれてたのに。
そんなわけで、辛い映画ではあったけど鬱映画ではありませんでした。皆がそれぞれ懸命に頑張って生き延びることができた、愛と勇気と感動の物語だよ。
でもこんな悲劇、二度と起こらなければいい。

17歳のカルテ

なんかのDVDに入っていた映画紹介で見かけたので、観てみました。
感想は、カッコーの巣の上での少女たちバージョンだなあ、でした。
そんなわけで、舞台は精神病院。境界性人格障害、通称ボーダーの主人公が精神病院に入院するところから始まります。
カッコーの巣の上での少女たちバージョンとか書いたけど、別にあの映画のぱくりだ!と言いたいわけじゃないんだよ。舞台は一緒だけど、話の筋も、もちろんオチも、テーマも違うし。
似てるって思ったのは、精神病院の描き方。
自由に見えて、不自由なところとか、理不尽に抑圧された(ように患者は感じる)ところとか、薬の渡し方とか、患者同士の友情とかがよく似ています。
というか、実際にこの時代の精神病院がこういうものだったんでしょうね。カッコーはどうかしらんが、この話はこの映画の原作を書いた作者さんが、自分の過去を作品にしたもの=この主人公は作者自身ってことになるわけだから。
精神病院にいるとは思えないくらい、彼女たちは明るくて楽しそう。誰かが感想で書いてたけど、本当、全寮制の女学院での場面を観ているみたい。
夜中に部屋を抜け出して、こっそり集まって皆で遊んだり。カッコーも楽しそうだったけど、この映画も本当に楽しそう。
病気を治す気のない、ここでしか生きていけないけれどとても魅力的な女の子(リサ)に主人公が感化されていくんだけど、なんかもう観ていても彼女たちは別にこれでいいんじゃねって気分になってきます。
確かに世間の人たちとは外れてるんだろうけど、ちゃんと笑って生きてるし、看護師には反抗するけど、ちゃんと優しさだって持ってる。
顔に火傷を負ってひきつれた女の子(ポリー)がいるんだけど、その子が主人公が見舞いにきたボーイフレンドに一緒に逃げよう、と告白されているところを目撃したあとに、ヒステリーを起こすシーンがあるんです。
こんな顔嫌!なんで、なんで!この顔!顔!と泣き叫ぶポリーは、看護師たちにかつがれて隔離部屋へ。
なにがあったのかと驚く主人公に、リサが言います。ポリーは気づいたんだよ。自分が誰からも抱きしめてキスしてもらえないってことに。
そして主人公とリサは、彼女を慰めようと部屋の前でギターを弾いて歌うんだけど、そのときにリサが言うんです。新しくディズニーランドができるらしい。私が行ったらシンデレラになる。あんたは白雪姫になりなよ。ポリーはミニーマウスがいい。そしたら皆があの子を抱きしめてキスをするよ。きぐるみの下がどうなってるかなんて、誰も気にしない。
すごく感動して、リサがさらに好きになりました。最終的にはリサの魅力はまがい物だと主人公は悟ってしまうわけだけど、私からすると彼女はどうなってもとても魅力的だったよ。病みきってすさんでも、やつれても、それでも彼女は彼女だから。可哀想だけど、よくなってほしい。
ちなみに、リサ役は若かかりしアンジェリーナ・ジョリーが演じています。すごいナイスプロポーションで美人な上に、演技もすごいから本当に魅力的なんだよ。
あのほっそりした腕とバストからウエストの綺麗なライン。それから、長い足はうらやましいとしか言いようがない。リサを観るためにこの映画を観てもいいくらいです。


22:29

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