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2014年10月14日(Tue) 【ようやく】 ユアンさまパートまできました。 ユアンさまが空気すぎるので出番つくりたい！と思って書いただけです。本当はクラトスに案内させた方が親子的にはうまうまだったけど、ユアンさまを書かないとだめな病気にかかっているもので。 ちなみにあと２話で終わります。 美しい日本語に触れようと思って『小川洋子の陶酔短篇箱』を読んでみた。 小川洋子が好きな他作家が書いた短篇小説を集めた本です。 古い作家さんもいるし、幻想的な話が多いんで期待通り美しい文章が読めました。 まあ、美しすぎて読めない話もあったけども。 泉鏡花とか美しすぎて、なにが起こってるかも読み取れない。前も一回チャレンジしかけて即諦めたことあるけど、今回もやっぱり無理だった。 一応最後まで目を通したけどね。美しいなあとは思うけどよくわからん。 ちなみにちょっと抜粋。 『時に高峰の風采は一種神聖にして犯すべからず異様のものにてありしなり。 「どうぞ。」と一言答へたる、夫人が蒼白なる両の頬に刷けるが如き紅を潮しつ。ぢつと高峰を見詰めたるまま、胸に臨める鋭刀にも眼を塞がむとはなさざりき』 泉鏡花、『外科室』より。 個人的に美しいなあと思った辺りの文章です。よくよく読むとわかるんだけど、理解するのに時間がかかる。そしてずっとこんなかんじだから、一文読んで理解して、また一文読んで理解して、ってなるからすごく疲れる。 こういうのすらすら読める人すごい。羨ましい。泉鏡花が好きって言える人って、なんかそれだけですごい。 私はとても言えない。だって読めないから。 文章的には好きな文章だから、うまく読める脳ミソを持たない自分が悲しいです。 まあ、眠くなったら読みやすい小説ですらなに書いてんのかわからんわってなる人間だからな。仕方ない。 あとは『てのひら怪談』という本を読みました。 ８００字以内で書かれた怖い話をまとめた本です。 素人さんの書いた話ばかり？なんだけど、なかなか皆文章クオリティ高い。 ８００字、話によっては２００字くらいなのに、ちゃんとまとまってる。簡潔なんだけど必要な描写はきっちりされてるし、この短さでもしっかり表現できてる。すごい。 怖いぃ！ってなりはしなかったけど、すごく楽しく読みました。 しかしこの、青蛙って人の名前、見たことある気がするんだよなあ。気のせいかな。ホラー作家にいた気がする。以前読んだ妖怪っぽいわりと和風のホラー小説の作家名がそんなかんじだったような。 プロも混じってるのか、はたまたこの本が出た後でデビューされたのか。 ただの勘違いかもしれないけどね。 拍手ぱちぱちありがとうございます！ レスは追記にて～。 [追記を読む] 23:42 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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