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2015年01月29日(Thu) 【読書】 浅田次郎の勇気凛々ルリの色と、歩兵の本領を読みました。 地味に一人浅田祭りに入っている。だって面白いんだもん。 勇気凛々はコラム集です。これがめちゃくちゃ面白い。 今までまともにエッセイとかコラムとか読んだことなかったけど、この本のせいでこんなに面白いものだったのかと目からうろこしてしまった。 まあよくよく考えたら私、人様の日記を読むのが大好きで好きなサイトさんとかは更新と同じレベルで日記を楽しみに日参するタイプだから、そりゃあ好きな作家のコラムやらエッセイも楽しめて当たり前なんだけども。 まあでもこの浅田先生の勇気凛々はそこらのコラムやエッセイと比べてもずば抜けて面白いに違いない。 なにしろウェブで試し読み版を読んで、あまりの面白さにたまらず本を慌てて入手してしまったくらいだもの。 とりあえず読めて満足はしました。 でも全四巻だから一冊読んでもまだある。幸せ。 歩兵の本領は先日書いた、私が一番好きな浅田作品です。なんか語ったら我慢できなくなったから再読してしまった。 久々に読んだけど、これもびっくりするくらい面白い。 いくら面白い本でも、やっぱり再読は初読より落ちるから読んでみてやっぱりすごく面白い!と素直に思える本って案外少ないんだけど。 この本は再読に堪える本だと思う。むしろ読めば読むほど愛しくなる。なんかずっと読んでたい。危うく読了した後でもう一回読み返しそうになった。 最後の話で自衛隊を辞した隊員が誰だったのか気になる。 名前が出てこないのよね。若かりし浅田先生自身なのか、はたまた小説に出てくるお話上の隊員の一人なのか。 小説に出てくるおなじみの隊員たちが出てくるから小説なんだろうかと思いつつ。エッセイ読んでると、あの話に出てくる隊員たちは浅田先生が自衛隊時代に出会った人たちをモデルにしてそうだからな。 ある意味両方なのかな。創作でもあり、自分自身でもあり。 描かれた自衛隊に対する誇りと愛情は間違いなく浅田先生自身が抱いたものだと思う。 去るのではなく、捨てるのだと思った。 という言葉が、ずんと切なさとともに胸にのしかかります。 ていうか至る所で名文が散りばめられすぎて、読みながら涙腺が緩む緩む。エッセイでもうるうるしてたから、本当に平成の泣かせ屋の名はだてじゃないと思う。 でも単純なお涙ちょうだいじゃなくて、人を思う熱い心とか誇りとか尊厳とか、そういうものに心を揺さぶられて感動してしまう。 端的に言うとかっこよすぎて泣いてしまう。 すごいよなあ。なんでこんなにかっこいいんだろう。 ちなみに私、この小説に出てくる「悪くありました」って言葉が大好きです。 上官に叱られたとき、自分の非を認めたとき、理不尽に殴られたときなんかに言う謝罪なんだけど、なんかもうすごい好き。 悪かったでありますじゃないんだなあ。 アイフォンでも文字が打ちやすいアプリを手に入れた。 だいぶ打ちやすい。が、あまりにも打ちやすすぎて、うっかりペーストした文字を消去してしまった。 保存もしてない。ていうかできるのかなこれ。 全く使いこなせてないけど、メールで打ってコピペするより使いやすいから重宝しそう。 これでちょっとはネタ出し時の不快感がましになるよ。 拍手ぱちぱちありがとうごさいますー。 レスは追記にて! [追記を読む] 23:52 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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